H.U.G.S.
Helping Us Grow Spiritually
『あなたならどうする?』
〜もし人種差別の場に遭遇したら?〜
以前FBでもアップしたけど、自分にとって大事なものなので、再度紹介。
テレビである以上、穿った見方で見ると、全てやらせでシナリオがあって役者が演じている可能性もある。
ただ、これを見た後に考えさせられるものが大きく、そういう意味では例えやらせであってもいいと思う。そこは大事なところではない。
『同じ様な状況に遭遇した場合、あなたならどうする?』
日本であれば、在日中国人や韓国人への差別になるのだろうか。
(もちろん、歴史的背景や現状はアメリカでの黒人差別とは全く異なるだろうから、あくまで想像として)
実際にyoutubeやネットでは、在日中国人や韓国人に対する差別的な発言をよく見かける。
盲人象をなでるではないけれど、一部分しか見ないものの見方は危険だと思う。
というか、もったいない、というべきか。
多種多様だからこそ価値のある世界を自ら狭めている様な。
僕の基本的な考えとして、どこにも悪い人はいるし、いい人もいる。
その個人の中にも良い面と悪い面があり、その一部だけに焦点を当てて非難したり絶賛したりするのはセンスがないと思う。
残念ながら今まで在日の中国人や韓国人とゆっくり話をしたことはなく、友人もいないため、特に好きとも言えないし、嫌いとも言えない。
では、この様な場面に遭遇したらどうするか?
気が強いんだか弱いんだかよくわからない僕は、正直どうするのか、何かができるのか分からない。。。
ずるいけど、状況によるだろうか。
差別している人、差別されている人、またその状況による気がする。
また、勝手に想像すると、日本人は何も言わず黙っている人が多い様に思う。
トラブルに巻き込まれたくなかったから。と言って。
実際に、理不尽な理由で事件に巻き込まれてしまうこともある。
正義の味方面して巻き添えをくらったらかっこ悪い、みたいな話も出てきそう。
そう考えると、自己防衛のために何も言わないのも正しい事と言えると思う。
ただ、逆の立場を考えると(幸い僕は、海外で目が細いと笑われる程度以外は特に差別的な場面に遭遇していないけど)、不当な扱いを受けている時に、味方が現れたら救われた気持ちになる。
また、最後の女性が言う様に、その場で何も言わないと自分が傷つくだろう。
『自分が間違っていると思う状況で、なぜ何も言えなかったのだろうか』と。
そう後悔してしまうのが自分にとってつらい事なのではないかと思う。
特に、日本ではこの様な状況は頻繁に訪れることはなく、「次はこうしよう」と思っても、もう二度と起きない可能性が高い。
と考えると、何かしらできたらと思う。
それが1組目や3組目の様に攻撃的なのか、最後の女性の様にできるのか。。。
(合気道で最強の技は)『自分を殺しに来た相手と友達になること』
最後の女性はまさにこれを体現している(攻撃対象は彼女ではなかったけど)。
どうしたら自分が彼女の様に強く、かっこ良くなれるかわからない。
無様でかっこわるくても良いから何かできたら、と心の準備をしておきたい。